OpenVAS開発チームは5月10日、最新版「OpenVAS 5.0」を公開した。OpenVASは「世界で最も先進的なオープンソースの脆弱性スキャナ/マネージャ」をうたう脆弱性評価ツール。プロジェクトのWebサイトよりバイナリとソースコードを入手できる。
OpenVAS(Open Vulnerability Assessment System)は、脆弱性スキャン機能や脆弱性管理機能をもつ複数のサービスやツールから構成される脆弱性評価フレームワーク。日々アップデートされるセキュリティスキャナはトータルで2万5000以上の脆弱性をカバーするという。多くのコンポーネントがGPLで提供されるフリーソフトウェアで、クライアントの「OpenVAS CLI」や脆弱性スキャンサービス「OpenVAS Scanner」、管理ツール「OpenVAS Manager」などのコンポーネントから構成されている。プロジェクトは独Greenbone Networksの支援を受けている。

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